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地元農産物とコラボした「地ビール飛騨」さんの商品8種を試飲!
最後の見学先は、観光スポット「飛騨の里」近くに位置する「地ビール飛騨」さん
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地ビールの購入はもちろん、店内の休憩スペースでドリンクを飲みながらくつろぐことができます。トイレ休憩やバス待ちの利用もOKだそうです。
地ビール飛騨 古里古里の国
【住所】岐阜県高山市西之一色町3丁目773-2
【TEL】0577-36-3434
【営業時間】11:00~15:00
【定休日】土日祝
【公式サイト】http://korikorinokuni.com/
【最寄バス停】飛騨の里下(さるぼぼバス)
地ビールの醸造工程
店内へ入ると、下の階が工場になっていて、ガラス越しにタンクをのぞけるようになっていました。代表の説田さんが、近年の地ビールの歴史や醸造工程を説明してくれます。
1994年の酒税法改正直後、岐阜県内には約10件ほどの地ビール工房が誕生したそうです。しかし、ブームが落ち着いて次々に閉店。現在は、地ビール飛騨さんを含めて3件の醸造所が営業しています。
壁には醸造工程が書かれたパネルが貼られています。
①仕込み
お湯に麦芽を加えます。ここで液中のでんぷん質がマイシュに変わります。
②麦汁ろ過槽
「マイシュ」をろ過し、透明なあめ湯(麦汁)にします。
③煮沸釜
麦汁にホップを加え煮沸。ビール特有の香りと苦味が生まれます。
④ワールプール
熱で凝固したタンパク質を取り除いて透明な麦汁を造ります。
⑤冷水タンク
熱した麦汁を完全無菌の状態で冷却します。
⑥発酵タンク
ビール酵母を加え、麦汁中の糖分をアルコールと炭酸ガスに分解、「若ビール」が誕生します。
⑦プレッシャータンク
発酵タンクから熟成したビールを圧力調整して最終仕上げします。
地ビール飛騨さんは小さな工房ですが、自然を汚さない製法にこだわってビールづくりをしています。生きたままの酵母が入った地ビールは、デリケートで賞味期限も短め。だからこそ、わざわざ購入する価値のある商品の開発に力を入れているのだとか。
飛騨産の農産物とコラボした地ビール8種を試飲
地ビールについて学んだ後は、お待ちかねの試飲タイム。地元農産物とコラボした商品など、飛騨らしさに特化したビールがテーブルに並びます。お酒を飲めない方のために、ソフトドリンクも用意されていました。
・飛騨ホワイトビール
白川郷のお米を使用。スッキリとした味わいです。
・飛騨ブラックビール
高根高原のスイートコーンを使用。深い味わいとスッキリした喉ごしの黒ビール。
・飛騨ビール 穂高(ケルシュ)
ドイツ西部のケルンで愛飲されている、ケルシュタイプの伝統のビール。
・飛騨ビール 焼岳(アルト)
ドイツ北西部のデュッセルドルフで愛飲されている、アルトタイプのビール。
・源泉仕込み 下呂麦酒
下呂市小阪町「湯屋温泉」の炭酸源泉を仕込水に使用しています。
・飛騨フルーツ発泡酒 林檎
久々野町の飛騨りんごを使用。フルーティで爽やかな飲み心地。
・飛騨フルーツ発泡酒 ピーチ
久々野町「もだに農園」さんの飛騨ももを使用。優しい甘さが特徴です。
・飛騨フルーツ発泡酒 ベリー
久々野町のブルーベリー、国内産のラズベリー、クランベリーを使用しています。
※公式サイトからネット購入もできます。
皆で飲み比べ。全種制覇する人もいて、空き瓶が増えていきます。
こんなに多くの種類の地ビールを試す機会は、滅多にないと思います。普段飲まないようなビールにも挑戦することができました。
希望者は最後にお気に入りのビールを購入。中には大量買いしてクーラーバッグがいっぱいになっている方も。地ビール飛騨さんの商品は、こちらの店舗の他、高山市内の酒類取扱店でも販売されています。お世話になった方や大切な方への贈り物にもおすすめです
地ビール飛騨さん、ありがとうございました