観光人力車「ごくらく舎」さんの案内で、古い町並を優雅に巡る!

飛騨高山ひだっち

2015年10月05日 12:00


飛騨高山の観光を盛り上げようと頑張っている企業やお店を、ひだっちが突撃取材!今回は、古い町並を人力車で優雅に駆け、観光客をもてなしている「ごくらく舎(や)」さんへ。実際に案内を受けながら話を聞いてきました。


人力車に乗って古い町並巡り


古い町並を散策していると、人力車の行き交う光景が目に飛び込んできます。観光客を乗せ、快活に話しながら歴史ある町並を案内する俥夫(しゃふ)たちの姿は、もはや高山の風景の一部と言っても過言ではないほどです。





乗車場所は、「上三之町と柳橋の交差点」「陣屋朝市前」「中橋東詰角」の三箇所。今回は、古い町並の中心地にある「上三之町と柳橋の交差点」から乗ってみることにしました。



「こんにちは。人力車って、どのあたりを回るんですか?」

「古い町並をぐるっと回る15分コースがおすすめです。どうぞ、乗ってみて!」


ひだっちは、おすすめの15分コースを選択。俥夫さんに手を引いてもらって人力車に乗ります。



乗車・降車に使う踏み台は、普段はここにかけられています。また、座席部分はトランクのように開けられる仕組みになっていて、仕事に必要な備品が積まれていました。



人力車に乗ると、目の前には非日常的な世界が広がります。目線が高くなり、スターにでもなったような気分です。


「人力車ってすごく大きくて重たそうですよね。屋外での力仕事は大変じゃないですか?」

「人力車を引くこと自体に、そこまで力はいらないんです。止まる時や、後ろに倒れないよう上から押さえる力の方が必要です。それでも、コツをつかめば引けるようになりますよ。女性の俥夫も活躍しています。」


スピードは徒歩よりも少し早い程度。急いでいても、かけ足くらいの速さにとどめるそうです。安全のため、周りをよく観察し、通行の邪魔にならないよう常に気を配っているのが印象的でした。





定番の観光スポットや、利用者の好みに合いそうな店舗の前では足を止めて観光案内をしてくれます。飛騨の地酒が美味しい理由、軒先にかけられた杉玉の意味、屋台蔵の歴史…地元の人でも知らないような情報をたくさん教えてもらいました。


「すっごく詳しいですね!そういった情報は勉強して覚えるんですか?」

「俥夫になる時に勉強しました。力や体力よりも、お客様に対して観光案内をできるように色々調べる方が大変かもしれないです。」


高山市の基本的な観光情報はもちろん、新規オープンした店舗や話題になっているお土産など、常にアンテナをはって情報を仕入れるよう努力しているのだとか。



撮影スポットでは、車を止めて記念撮影をしてもらえます。小道具の和傘を手にして、古い町並を背景にパチリ。



素敵な写真が撮れました!


赤い中橋から宮川沿いを走る






折り返し地点の「赤い中橋」までやってきました。今度は俥夫さんと一緒に記念撮影!乗車場所の一つである「中橋東詰角」にて待機していた、他の俥夫さんが撮影してくれました。



ついでに、高山名物「五平餅」を購入。えごまたっぷりで香ばしく、美味しいんです。



あっという間に完食!



今度は、宮川沿いの道を進みます。水面がきらきら光り、とても綺麗です。



「川沿いは日差しが強いので、幌を下ろしますね。」

幌(ほろ)とは、人力車の屋根となるおおい。これがあるおかげで、雨や雪の日でもお客様を乗せられます。





「筏橋(いかだばし)」まで来れば残りはあとわずか。ここのイチョウは秋が深まると鮮やかに色づいて、絶好の撮影スポットになるそうです。


「秋には紅葉情報もチェックするんですか?」

「日々走りながら、紅葉の進み具合を確認します。その年によって綺麗な木が異なったりしますからね。」


四季折々のベストスポットにて記念撮影してもらえるのも、人力車の魅力の一つ。情緒あふれる風景の中で人力車に乗っている写真は、きっと楽しい旅のひとコマとして記念に残るはずです。



あっという間の15分間が終わり、乗車した場所へ戻ってきました。


「普段歩いている時とは全く違う光景で、すごく楽しかったです。」

「喜んでもらえて良かったです。地元の人にも、ぜひ一度乗ってもらいたいですね。」




特別に、ひだっちが人力車を引いている風の写真も撮らせてもらいました。やっぱり重い!俥夫さんたちのすごさを、改めて思い知りました。


ごくらく舎元締 中村 勝臣さん インタビュー






古い町並から東へ上った場所に、ごくらく舎さんの事務所はあります。夜間に人力車をしまっておくスペースも併設されていました。



事務所に入ると、なんと、ひだっちマスコットが人力車を引いている飾りが置かれていました!



ごくらく舎の設立当初から関わっているという、元締の中村さんにお話を伺います。


高山では、いつ頃から人力車が走るようになったのでしょうか?

飛騨高山は観光人力車発祥の地とされていて、昭和四十五年には人力車が登場していたようです。「ごくらく舎」の屋号で人力車を引き始めたのは平成に入ってから。初めは土日祝だけ町に出ていたのですが、おかげさまで好評を呼んで、悪天候時以外は年中無休で営業するようになりました。

古い町並以外を回るコースもあるんですか?

お客様の要望と時間に合わせて、臨機応変に対応しています。ガイドのように3~4時間一緒に観光施設を回ることもあります。でも、一番人気はやはり古い町並を回る15分コースです。高山に着いたら、真っ先に人力車に乗ってみて欲しいですね。

自分たちで観光スポットを回るより先に、ですか?

高山観光の締めくくりとして乗った人や、何度も高山を訪れているけれど人力車は初めて、という方は、決まって「もっと早く乗っておけば良かった!」と言いますよ。飛騨を熟知している俥夫の案内で古い町並を回ると、自分たちで立ち寄りたいポイントがはっきりするはずです。

観光客の増減に左右されるお仕事ですが、ノルマはあるのでしょうか?

うちはノルマはないです。出勤・退勤もある程度自由に決められます。自分のやり方で働けるのは、この仕事の魅力の一つだと感じています。あとは、毎日新しいお客様と出会って、お話しできるのが楽しいですね。「乗って良かった、ありがとう!」と喜んでもらえると、本当に嬉しくなります。



倉庫の中も見学させてもらいました。安全に乗車してもらうために、日々の点検や手入れは欠かせません。



こちらは、婚礼やイベント時に使用する特別車。金色の幌がはられた美しい人力車です。高山ではしばしば、婚礼衣装に身を包んだ新郎新婦が、特別車に乗って街をまわる光景を目にすることができます。全国各地へ出張することもあるそうです。



ご予約や、ホテル・高山駅へのお迎えもOK!あなたも人力車に乗って、一味違った飛騨の町巡りを楽しんでみませんか?


観光人力車
「ごくらく舎」
岐阜県高山市若達町1-31
tel.0577-32-1430
公式サイト http://39hida.com/jinriki/

営業時間(豪雨・豪雪時は休業)
4月~10月 8:30~18:00
11月~3月 9:30~17:00

乗車料金
【2人乗り1台】
15分コース 4,000円
30分コース 7,000円
60分~   14,000円
【3人乗り1台】
15分コース 6,000円
30分コース 10,000円
60分~   20,000円
【送迎料】
1,000円


ごくらく舎の皆様、ありがとうございました


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