先日参加した
「飛騨のこだわり食材めぐりとイタリアンランチ」バスツアー、各地の詳細について紹介していきます
バスツアーまとめはこちら
まずは、皆が1番気になるハズ!のランチメニューから。
石窯で焼き上げる本格ピッツァが人気の料理店
「ヒラノグラーノ」さんは、観光地からは少し離れた場所、国の重要文化財に指定されている江戸時代の町家
「松本家住宅」の隣にあります。ヒラノグラーノさんも、実は町家を改装したイタリア料理店。のれんをくぐって店内へ進むと、趣ある空間が広がっていました。キッチンには本格的な石窯が設置されていて、隠れ家のような雰囲気です。
ピッツェリア ヒラノグラーノ
【住所】岐阜県高山市上川原町124
【TEL】0577-36-3300
【営業時間】午前11時30分~午後2時、午後5時30分~午後9時
【定休日】月曜日
【駐車場】あり
【FBページ】
ピッツェリア ヒラノグラーノ
【最寄バス停】天満神社前(下呂線・まちなみバス・のらマイカー南線)
この日は、バスツアー限定の特別メニュー。料理名に記載されている
ジャンボなめこや
モッツァレラチーズは、午前中に生産現場を見学してきたばかりの食材です。どんな料理をふるまってくれるのか、期待に胸がふくらみます。
左手前から、店主の
ヒラノグラーノさん、
イタリアンダイニング ANTICA TRATTORIA 布久庵さん、
オステリア・ラ・フォルケッタさん。
飛騨イタリア料理交流会メンバーのシェフ3名による、この日だけの豪華コラボランチです。
前菜 6種盛り合わせ
【布久庵】
・宿儺かぼちゃのグラタン仕立て
・柿とトリデンテのモッツァレラのカプレーゼ
【ヒラノグラーノ】
・飛騨パプリカのアンチョビ巻き
・国府茄子とトリデンテのモッツァレラのパルミジャーナ
・飛騨フレッシュポークの自家製ロースハム
・飛騨山椒を練り込んだグリッシーニ
秋らしい前菜が6種、彩り豊かに盛られてきました。カプレーゼは、トマトの代わりに柿を使った変わりダネ。
トリデンテのモッツァレラチーズはクセがなくフレッシュなので、果物と合わせても美味しいんです。
個人的には、クラッカーのような食感の細長いパン
グリッシーニが気に入りました!飛騨山椒をピリリときかせた味で、追加注文したいくらい美味しかったです
パスタ
【フォルケッタ】
・ジャンボナメコのピリ辛トマトソースのフジッリパスタ
前菜を楽しんだ後はショートパスタ。ナメコのパスタ!?とびっくりしましたが、
飛騨ジャンボなめこは食感がシャキシャキとしっかりしていて、満足度大!普通のなめことは全く違います。
ピザ 2種の生地
【ヒラノグラーノ】
・飛騨ねぎと自家製パンチェッタのスモーク、トリデンテのモッツァレラ
・ジャンボナメコのフリットのせピッツァビアンカ
いよいよ、ヒラノグラーノさんの本領発揮!石窯で焼き上げたアツアツのピッツァを、スタッフさんが取り分けてくれます。
1種目は、厚めでボリューム感のある
ナポリタイプのピッツァ。パンチェッタのジューシーな肉汁に、飛騨ねぎの爽やかな甘みがアクセントになっています。
2種目は、薄めサクサク生地の
ミラノタイプ。「ピッツァビアンカ」は「白いピザ」という意味だそうで、トマトソースを使わない、軽めのピッツァをそう呼ぶのだとか。ジャンボなめこの味をしっかり感じられる一品でした。
ドルチェ
【ヒラノグラーノ】
・飛騨リンゴのティラミス
・かぼちゃのプリン
最後はデザート。ティラミスは、器の下部にもリンゴが敷き詰められていて、秋の味覚を存分に楽しむことができました。
イタリアン激戦区の飛騨
「地産地消」という言葉を聞くようになって久しいですが、そもそもイタリアンは、地産地消を基本としている料理なのだとか。ひとくくりにイタリア料理といっても、イタリア南部と北部では全く異なるようで、その土地の素材に合わせて調理する、というのが大きな特長だそうです。
そんなイタリア料理を学んだ飛騨出身のシェフが、「飛騨の優れた食材を使ったイタリア料理を、たくさんの人に味わって欲しい!」と考えるのは自然な流れなのかもしれません。
今後も
飛騨イタリア料理交流会の活躍に期待しています!